餌用山椒の葉から孵化してしまった幼虫
先般書いたアゲハ蝶の幼虫さんたちは1匹天国に行ってしまいましたが残りは蛹になりました。後は無事に全てが蝶々になってくれますように。
昨年、暑い時期に前蛹から蛹になれずに天国に行ってしまった数匹。あげはようちえんを開園されていらっしゃる方のブログを拝読すると同様でやはり暑い時期で熱中症ではないかとあり、私も思い当たることばかり。室温がかなり上昇するので、私もとりあえず蛹たちが羽化したら休園しようと思っていたのですが、蛹になった子のケースを片付けようとすると3mm程の子がいるではありませんか。餌用に摘み取った山椒についていた卵から孵化したようです。結局また山椒の葉をあげてしまい、ケースで飼っていますが、いつ野生に戻すかチャンスを伺っています。
それとは別に、ケースで飼わず、玄関前に置いた烏山椒の鉢植えでもアゲハ蝶の幼虫が2匹すくすくと育っていました。終令でそろそろ蛹になろうかと言う時の動きで、1匹は枝ごと摘み、ケースで保護しそのまま無事蛹になりました。もう1匹は私が見る時にはいつも枝ではなく茎についていました。そのまま茎ごと切るわけにもいかないし・・と様子を見ていたら、天敵のアオムシコバチが近くにいました。みつけるとアオムシコバチを殺して(すみません)いたのですが、次から次と飛んで来て木に留まります。昨日外出前もそのまま外にだして置くのも心配で玄関中に鉢ごと入れたのですが、どうでしょう。帰宅すると既に木から離れて、蛹になれる場所を探したようで、大捜索してやっと居場所を発見。今朝は前蛹になっていて今はきっともう蛹になっているはずです。アオムシコバチに卵を産みつけられていたら蛹ちゃんの形が変わってくるそうなので数日確認していかなくてはなりません。アオムシコバチの卵が孵化し寄生したまま食べつくして100匹以上のアオムシコバチが蛹の皮を破ってでてくる・・・。つらい。。。そうならないことを祈っています。こんな心配をしていると野生に戻すのが怖くなってしまうのです。それもまた自然のことと受け止めなくてはならないのですが、修行ができていないですね。

その柚子坊33番と手前の棘に停まっているアオムシコバチ。この写真を撮るときは老眼で蟻だと思っていました・・・ショック。

上記とは別の個体、先日羽化しこの後すぐ外へ放しました。

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