レモンバーム、ラベンダー、ハイビスカス

           「ラセラヌー」
そして、何が一番楽しいってやはり生薬・スパイス屋さん。
ポプリのように見えますが、20種類以上ものスパイスが入ったモロッコのミックススパイス「ラセラヌー」。各種スパイスやドライフラワー、媚薬成分を含むカンタリスやアッシュベリー、モンクペパーが入っています。この写真では、カルダモン、メース、ジンジャー、ローズ、スターアニスなどが見えますでしょうか。
本当はこれを買いたかったのですが、店員さんは日本人にサフランを売るのに一生懸命で全く私には注目してくれず。(笑)レモンバームが幾らか聞いたら一袋50ディラハムと言われ、このときには大分物価がわかったので高すぎると断りました。
ドライハーブはそのまま置かれているので、香りは少々とんでしまっていました。
それでも、お店に入ったときにはスパイスとハーブの混ざった濃い香りを感じ、私自身はとてもご機嫌。ツアー同行者の中には「くさい」と感じディナーの時にまで香りが残っていると不快そうでした。今回ツアーのきれいなバスには石鹸の香りの芳香剤が置かれていて、私は逆にそれが乗車中ずっと不快で後ろの席に座れるとほっと一息といった感じでした。アイト・ベン・ハッドゥの洞窟のような民家の部屋でミントティを振舞って頂く時も、おもてなしのつもりでインドの合成香料のインセンスを焚いて下さっていて、部屋に入った瞬間爆死。(笑)あわてて廊下に逃げました。
気持ちの上では我慢しようと思っても、身体が言うことを聞きません。額部分がきーんと痛み、シャッターが下りて拒絶します。そのかわり自然の香りであれば臭いといわれる香草でも何でも平気。考えなくても自分の額が天然か合成かしっかり区別してくれています。

路上のハーブ屋さん。ミント、セージ、コリアンダー等等いっぱい。できることならこれを買い占めて食べるだけ食べてこの上で寝たい。

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