写真教室に通っているというと、どういうことをするのかと尋ねられます。
私の師事している先生の処では、月1回撮影会がありますがそれは自由参加。月末に例会と言って、支部十数人が集まり、今月の写真を展示し指導を仰いでいる佐藤先生又はお招きするプロのカメラマンの講評、互選をします。その前に、月1回先生にトリミングの時間を頂き、自由に撮った数百枚の写真から例会に出す写真を選んで頂きます。必要であればトリミングや諸々、その時にアドバイスを頂きます。
実は、佐藤先生の初心者クラスに私は1992年に3か月在籍し、20年ぶりに復帰した次第。
復帰してからの2~3年で写真が上手くなったかと言えば、そんなことは全くありません。
ただ、自分がよいとか好む写真と先生が選ぶ写真が、最初の頃は全く異なっていたのに、最近は殆ど同じになりました。技術的なことだけでなくモチーフの選択とかも。
一人善がりではなく、「ものさし」がやっとできてきたようです。これこそ、今回望んでいたものでした。
また、例会では、互選(会員同士で選ぶ)での評価と先生の評価が違っていたりすることも多く、それもまた面白い処です。
感覚的に気づくこともありますし、見る訓練(?)で養ったものも沢山あります。
もちろん、自分が好きであればそれはそれでいいと思うのですが、香りについても、目に見えないだけに「ものさし」を作り上げるのは大変です。作ったお香をコメントする際に、「私は好き」という言葉を受けるとショックだっただけに自分自身では多用しないように、心がけています。

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