沈香の根付

上品タニ沈香の塊に穴を開けて根付に致しました。
自然の姿も美しいです。
断面を見ると、沈香が木質の中に凝着しているのがわかります。
余り樹脂分が入っていないとドリルで穴を開ける際には割れ易く、何枚も割ってしまいました。根付になったものは硬くしっかりと樹脂が入っています。
今まで袋に入れていたのでこのままでも香りますが、実際温めて焚ける分割の断片幾つかとセットでお分けしたいと思っています。是非、香炉で焚いた薫りもお楽しみ下さい。（もちろん根付になっているものも香炉で焚けます）
いつからみているのかわからないのですがかなり長く、年数回同じ建物が出てくる夢をみます。明治か大正辺りなのか和洋折衷のとても広い豪邸。広い廊下と畳の広間とクラッシックな洋間とソファと調度。間取りも毎回同じなのか見覚えあるところばかり。でてくる人は母なのですが、使用人用の台所やお手洗いを閉じて、実際の家全体を使わずに一部しか使っていないので、私は色々な部屋に友達を案内しています。昨夜の夢の中では広間から見える和風庭園を楽しみ、またその奥にある御所のような建物を発見しました。こことその奥は何々公爵の家と知っていたのに、覚めてぼーとしていたら名前を忘れてしまいました。残念。毎回同じ建物なので、昔は実際そちらに生きているのが本当ではないかと思い、覚めて現実の家の小ささにため息をついていました。どこかで刷り込まれた情報なのかレポ・メンにでてくる人工神経細胞M5が希望を見させているのか前世の記憶なのか（笑）。いずれにしても絵が描ければ描きとめておきたい気分です。