ちょっと時間が経ってしまいましたが、大阪のご報告です。
沈香と白檀を刻から粉末にするつき臼。
とっても時代を感じさせますがもちろん現役。私達が使っている沈香や白檀もこの機械で末になっています。
2日がかりで末にするそうです。ゆっくりと末になった原料はまるくて、最新式の機械で粉砕したような末はぎざぎざしていて、薫りだちも違うそうです。
今私の手元にある原料も人の手を通して大事に届いたものだと思うととても愛おしくて、ヘンな調合はできないと身がひきしまります。
お香の原料だけでなく、私達の周囲にあるもの、いるものがどんなところから来ているのか想像する想像力が必要だと思いました。
さて、このつき臼の周りに溜まった末を少し頂いてきました。
今月の沈香の薫りを聞く会で燃やしますので薫りをお楽しみ下さいね。
色々な沈香の種類が何層にもなっているオリジナルブレンド(?)です。
*今月の薫りを聞く会は定員になりましたので締め切らせて頂きました。

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