ブラジル産フェナサイトです。
フェナサイトは大好きな石。死に行く時には神に祈りを捧げながらフェナサイトを持っていたい。フェナは神の愛と同様に深く高いところに拾い上げてくれる、そんな感覚を持ちます。
朝日新聞の先週のニッポン人・脈・記は、「みんなその日まで」ホスピスがテーマで、ホスピスの母シシリー・ソンダースさんが描かれていました。
「ホスピスは死を迎える病棟ではなく、最期までよりよく生きるのを支えるケアのこと。場所ではないのです。それがソンダース先生から教わった大切なこと」
私の親類2人も大阪のホスピスで最期を迎えたのですが、どんなに担当医が遅くなっても必ず毎日来てくれると言って、満足していたのを思い出しました。
ソンダースさんが晩年語っていらっしゃったこと。
「人は、いのちの終わりを迎える前に、たくさんの『死』を経験します。失恋、夢の挫折、愛する人との別れ・・・。その一つひとつの喪失をしっかり乗り越えること。自分を貫くことです」
-3月11日付 朝日新聞夕刊より抜粋-
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