先日翡翠の双龍と蓮華のペンダントの写真を載せた処ご照会があり、2組ご縁のある方の許へ旅立っていきました。ありがとうございました。
今回はコレクションから(もちろんお気に召された方の許に行く準備はできています)。
アンティークの象牙の菖蒲。アクアマリン、アマゾナイト、カルセドニー、ブルーオパール、トルコ石、ケシパール、全て手作りでシルバーで繋がれているペンダント。とピアス。
象牙は日本でかなり昔に彫刻されてヨーロッパに輸出され、近年アンティークジュエリーのオークションに出品されたものがカナダのデザイナーの許に渡り、石たちと組み合わされてやっと日本に戻ってきました。象牙の裏面には彫った方の名前入り。元々は楕円だったようですが、年月で下側面が欠けてしまっています。それが逆にアール・ヌーボーっぽい味わいになっています。
今、新しい象牙を買うのは心が痛みますが、大事にされていたアンティークの象牙をまた大切に使うのは美しいですね。重ねた年月により色が本当のアイボリー、薄いクリーム色になって、とても温かみと優しさのある表情になっています。

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2件のコメント

  1. いつも素敵なお写真を楽しみに拝見しています。
    美しいペンダントですね。
    人の技と長い年月が作り出した芸術品ですね。見ほれてしまいました。

  2. ありがとうございます~。
    自然の恵みと熟練した人の技との調和が見事で、一目ぼれしてしまった品なのです。

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