結びの小井沼先生の作られた訶梨勒袋をお借りしました。
小井沼先生、今日はありがとうございました。
昨年も訶梨勒については書いたと思いますが、生薬でもある訶子(実)を模った袋に1年12ヶ月を意味する生薬・香薬を容れ、陰陽五行を彩る五色の組紐で飾った掛香です。
室町時代、魔よけや無病息災を願うものとして書院造りの柱に掛けられるようになりました。本来の薬玉です。
今日の沈香の薫りを聞く会では、先月に引き続き新五カ国(インドネシア、マレーシア、タイ、カンボジア、ベトナム)や昨日偶然手に入れることのできたインドネシア産黒タニ、最後には今回初めての伽羅を聞きました。黒タニは現在g=1,500円。私が最初学ばせて頂いた頃はもっと手に入ったはずなのに、本当に貴重なものになりました。ただ辛味(清涼感)だけではない奥深さ。私が甘いシャム好きではなくタニ好きになったのはこの薫りに魅了されたから。久しぶりに出会い至福の時を味わいました。
今日のお土産として参加者の方に分割をお持ち帰り頂きました。
まだ少し残っていますので、ご興味ある方はご連絡下さいませ。グラム単位でお分けします。限定5gです。
12月の薫りを聞く会は12月20日(土)です。
訶梨勒の香りを作りたいという話もでましたので、3部構成で行ってみたいと思います。
訶梨勒の香りづくり・沈香を聞く会・飾り結びづくり(中級・本日の続き)。
ひとつでもご参加頂けますし、ひとつづつの参加費などもこれからご案内申し上げます。
お香