(薔薇の香油、薔薇と沈香の香油、合成ムスク、薔薇水等)
今日は(財)中近東文化センターの「中近東の香料体験」を受講して来ました。
先生の井上瑞子氏は、バーレーンに住まわれた経験を持ち、アラブの香料文化、料理文化研究家です。
各種香料を実際現地の香炉によって焚いていきました。焚くといっても空薫ではなく、焼香のように炭の上に直接乗せていきます。香料の香りもすごいけど煙もすごい。
日本のような狭い空間で焚くのではなく、遊牧民などがコーヒーを一服する際に外で焚くのに丁度いいと伺って納得。煙は風によって流れ、幽かに香りが漂う様が浮かびます。
使い方がわからなかったバフールも今日焚きましたし、ハディース等にでてくる”アロエ”表記が、沈香(aloeswood,aloes)とキダチアロエ(aloe)が混同されているとのことで、今日は沈香(シャム沈香でした!)キダチアロエの粉末両方を焚きました。
アロエは煮詰めて粉末にしたものが薬として存在しているそうで、アラビア語、ヘブライ語に書かれているのは両方の可能性があるとのこと。でも、アロエの焚いた香りはもちろん沈香とは比べ物にはなりません。
沈香、アロエ、乳香、白檀、甘松香(燃やす前は清々しい香りで和のものとは違う、燃やすといつもの香りです)、没薬、安息タイ産とジャワ産(香りが異なる)、マスチック、バフール等。燃やさないで香りを聞いたのは、貝香、麝香、龍涎香など。
和のお香づくりと重なるものが多く楽しかったです。
席をご一緒させて頂いた方に、アメシストのロータスのペンダントをほめられました。
感動させる力をもつこのロータス、各種手にはいるのが楽しみです。8月中旬入荷予定でございます。
お香