今夜は(というか昨夜?)、ミッドタウンでスルガ銀行のトークセッション「西村伊作という人がいた」を聞きに行きました。学院時代大勢の先生から生前の西村伊作氏の話は伺っていたけれど、長女アヤさんの長女である利根先生や今日新潮社から発売される「きれいな風貌 西村伊作伝」の著者黒川創氏の言葉から、伊作氏のあらたな面にきゅんとなったり笑ったり。朝一番に本を買いに行きます。楽しみです。
学生時代にも聞いたことがあったのは、伊作氏が毎日気づくことを身近にある紙(お菓子の包装紙とかマッチ箱とか)に一言書いて学院の掲示板にすぐ貼っていたということ。
そのことについても、大正時代から現代のツイッターでつぶやくのと同じことを既にやっていたと言われ、なるほど。時代が伊作氏に追いついてきたというのでしょうか。スライドで紹介されたものの中で記憶しているものを紹介すると「新しい時だけ美しく見えるものではなく、古くなってもますます美しくなるものを求めよ」「満足とはああそうと言うことだ」「真の自由は最もよく自然に服従することである」「むつかしい言葉を用いるな、知識をほこるな」等々。深い。反芻してずっと味わえる言葉の数々。
自分がどうしたこうしたといった事をつぶやけないというか書く必要性を感じないことは書けませんと一部に伝えていたけれど、やっぱり私にとって伝えたいことではない事を書けないのは当然だったと腑に落ちた。(ややこしい文ですね・・汗)ハートで感じたこと以外を口にだしたくないから。ハートから溢れでるものをシェアしたい。
つまり、伊作氏のスピリットは大勢とわかちあいたい。(笑)
伊作氏は何作かの著作を残していて、それら本の中に引用が全く無く、自分の直感、腑に落ちることを手にあった言葉で書いていたという。マインドではなくハートで生きていた人という印象がますます深くなります。

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