明けましておめでとうございます。
元旦早々の大地震により、被災された方々、関係者の方々にお見舞い申し上げます。
道路の寸断などで遅々として救援が進まないことに心が痛みます。
それでも、昨日あたりから暖かい食べ物が振舞われたりと少しづつ変わってきました。
温かい豚汁と振舞ったボランティアの方は、東日本大震災で被災された方々で何が必要か大切かわかると仰っていました。
思考は不満をみつける
勿論、水が足りない、お腹が空いた、寒いのに電力や灯油がないと生命維持に必要なものの不足を訴えるのは当然で、それは思考ではありません。
だけど、もし「どうして皆が集まった時に起こったのか」「どうして自分達だけ」どうして~と問いかけだしたら、それは、この不条理に折り合いをつけたいというより、不条理自体を受け入れられないからではないでしょうか。
(普段の生活の中でも、この「どうして~」を解決させたく、占いや霊媒、霊能者の処に行き、答えを聞いて納得させていませんか。
だけど、それらの人々がどんな答えを言ったとしても、頭で”納得させる” だけ。
私は昔オーラの泉での茶番に視聴者が騙されないでほしいと思っていました。話しが脱線しました!)
幾ら頭で考えても、不条理のどうしては解決されず、ますます悲観的になっていきます。
元々、起こるべくして起こったことに、思考(自我)が反応します。自我に居る限り安らぎは訪れません。
他人の温かさを感じるのは?
こんな時、例えば先の豚汁のボランティアさんのように、「寒い中温まってもらいたい」その思いが、人の温かさが、思考の世界から、人間本来の心、ハートに意識を戻してくれるのです。
見捨てられていない、大切にされている、 ハートで感じる暖かさは、どんなに辛い中でも幸せを感じさせてくれます。
その瞬間に不満は消えています。
思考に留まらず、深いハートに意識を置いていると、どんな中でも肯定感と共にいることができます。
深いハートは全てと繋がっている。
それが、不満を解消させる唯一のことです。
あなたに平安が訪れますように。