聞いていても届いていない言葉
会話の中で耳に入ってくる言葉が、どれだけあなたの心に届いていますか。
友達や先生との会話、初めて会った人との会話で。
普通、自分の頭で相手の言葉を聞いていると、自分の判断している世界でそれを消化します。
自分の想定内、自分の思い込みで、と言った方がよいですね。
本当に大切なことを聞き逃してしまいます。
ハートで聞く
ハートで相手の言葉を聞けば、自分の判断している世界がない(思い込みがない)ので、ストレートにその言葉が入ってきます。
例えば、クライアントさんとのおしゃべりで、私が「動物病院には行っていますか」「私が車で連れて行ってもいいですよ」と言った場合、相手はハートで聞くと、その言葉が心に響きます。
胸騒ぎって感じでざわざわし、何か重要なことと感じます。
けれど、頭で聞いている限りその言葉は届きません。
只々世間話のように受け取ってしまいます。
自分の想定した世界のみで、大切なことを聞き逃してしまう。
これが、頭で聞くのと、ハートで聞くことの違いです。
あなたは、どちらで聞いていますか。
”神の耳で理解しなさい。
神と共に聞きなさい。
そうすれば、あなたの耳は神の耳とひとつになる。
神と共に見なさい。
そうすれば神の名はあなたの処にやってくる。
そして、あなたは神の耳で聞き、神の目で見るようになる。”
「スーフィーの道の知識」から
シャドゥリヤSUFIマスター シーディ― ムハンマッド アルジャマールの言葉
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