奈良県天川産黄水晶と先般書いた村上堆朱のバレッタです。
天川産の黄水晶の特徴として、寒天のような色合いと中心部に竜巻のような内包物がみられます。
今日の「美の壷」でも奈良漆や墨の話が興味深かったです。
奈良漆は表面は朱の漆で、裏側に手をかけた螺鈿細工が施されています。
通常アワビなどの貝の殻は0.2mm程度でそれを10枚20枚と張り合わせることによって、光沢がでる。(張り合わせるというと鼈甲もそうですよね)
でも埋め込むことによってそんな手間を掛けたこともわからなくなる。
けれど、この裏側に施すというのは、人間ではなく神様を対象に見て頂くもの。手間がかかっていることも全てわかって下さるという考え方のようでした。
全てわかって下さっている、その信頼関係が昔から脈々と続いている…。

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2件のコメント

  1. うわぁ~~~~♪
    殆どテレビを見ない私ですが、今日「美の壷」を私も見てましたぁ\(^o^)/
    なんという偶然なのでしょう!!!
    そして、私も奈良漆の所では、貝を合わせて光沢を出す技法や、人の見えない裏面にその技を使い装飾を施すところに感動をしました。
    この考え方が、人としての有り方にも通じるものが有る様に感じました。
    そして、これまた、たまたま見た「オーラの泉」では、島田洋七さんがゲストで、ご自身のお婆様の事をお話ししてらっしゃったのですが、そのお婆様のお言葉や、有り方にとても感動し、涙が止まりませんでした。
    島田さんの著書「佐賀のがばいばあちゃん」を是非読んでみようと思いました。
    たまにはテレビを見るのも良いものですね。

  2. シイアルさんもご覧になられていたのですね♪
    人としての在り方と通じる・・・同感です。
    「オーラの泉」は未見なのでその時話していらっしゃったかは存じませんが、
    がばいばあちゃんの人に気づかせない優しさに、最もだと思いつつ行動する難しさを感じます。考える必要もなく・・・これも奈良漆と同じことかも知れませんね。

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