マダガスカル産キャンドルクォーツのクラスターです。程よい大きさで、透けるような白さが魅力です。
BS1で二夜連続でダイヤモンドロードという番組の再放送がありました。
南アフリカのシエラレオネ鉱山のダイヤモンドの取引をフェアトレードにしようと働きかけている元仲買人のユダヤ人、マーティン・ラパポート氏の話でした。劣悪な環境で働く労働者はダイヤモンドの恩恵に与ることなく、輸出業者と見返りを求める政府要人にお金が集まる。
「ダイヤモンドは永遠の輝き」は、”ダイヤモンド”を買うのではなく、目に見えない”愛”を表現するためにダイヤモンドを買う。
プレゼントされたダイヤモンドが何処から来たのか?搾取されたものではなく、公正な取引のもとでだれも不幸になっていないダイヤモンドであるというところに購買者に価値を見出してもらえるように、彼は走り回る。
強大なシステムを崩すには未だ歯が立たないけれど、番組の最後の言葉が印象に残ります。
「他人にどう思われようと構わない。功績が欲しいわけではない。
あとで振返った時によいことをしたと思えれば。神様が見ていてくれればそれでいい。」
輝いているのは彼のハート。ハートからの真実の言葉です。
愛はダイヤモンドの”輝き”ではなく、他人の不幸の上には虚しい言葉としてしか響かない。

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2件のコメント

  1. 「ブラッドダイアモンド」という映画を思い出しました。
    ディカプリオ主演の、骨太な紛争ダイヤの話です。
    常にどこかで銃声が響き、市井の人が巻き込まれてしまう
    絶えず緊張と恐怖が背中合わせの作品でしたが、
    問題提起としては、とても意義のある作品でした。

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