ダウのツイン、水晶原石、ブラジル産。エッジのついている柱面がひとつおきにあります。
ダウのツインには強烈に惹かれます。
目にみえるものと目にみえないもの。
目にみえるものしか信じない人と目に見えないものを信じられる人。
今回の事故で放出されたものが目に見えたらよいのに。色でもついて。
人間が決めた基準値があっても、今までにない色がついていたら食べるのを躊躇する。
手塩にかけていたものでも諦めがつく。色のないものを作ろうとする。
色のついたその中で生活するのも落ち着かない。
これは人間が作ったものだから、無色無臭なのは神様のいじわるではない。
目にみえるものしか信じない人は今までと状況が変わったと思いたくない。今までと同じ経済を望み、自分の幸せはもちろん目に見えるものの中にある。
普段から目に見えないものも幸せだと受け取れる人は、目に見えない危機にも反応できる。
何が本当に大切かわかっているから。
今という点ではなく、未来という目に見えない時の流れ。
視線はずっと未来にある。

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