高野山の紅葉
土日には、榎本先生のお弟子さんたち生徒会の主催される「やさしい小仏像に逢える会」で匂い袋づくりをさせて頂いておりました。仏様に供えるところから日本に伝わったお香、毎年お声をかけて頂くのは大変ありがたいことです。お仕事というより私も会に参加しているという姿勢で、材料費のみで匂い袋を作らせて頂いていました。数多くの仏像に囲まれ、昨年作った匂い袋が未だ香っているとお声をかけて下さったり、毎年楽しみと仰って頂いたり、あっという間の2日間でした。榎本先生、そして、このブログを見てお越し下さった皆様、誠にありがとうございました。
会場の多宝山成願寺は中野坂上駅近く山手通り沿いにあります。寺院の中は外の喧騒とは別世界。境内には大きな銀杏樹が数本あり、黄色く色づいた銀杏が山積みにされていました。建設時に切らずに残した1本の大きな銀杏樹が女子トイレ小屋(?)の真ん中に存在しています。天井あたりから鉄板に包まれ屋根を抜ける感じになっているのですが、天井近く樹の部分と鉄板の境あたりに、蝉の抜け殻を2個みつけました。床を見ると樹の周囲10cm位は土がみえています。ここから成長した蝉が生きていたかと思うと嬉しくなりました。

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