(大きさの比較に並べてみました。他の2つもこれからご紹介致します)
大型ハーキマー(27.4×18.5×13.5mm)のペンダント・トップです。
両錘の先端を残したいのでツキサシ穴ではなく、妖精のものと同様貫通穴にさせています。
柱面から黒いタールの点が1つだけ目につきますが、それ以外はクリアで、角度によっては小さな虹が見えます。
ハーキマーが母岩の隙間に現れている姿はまるで竹の中にいるかぐや姫のように輝いています。
原石でもその多くは両錘で、まるで人為的にカットしたような整った形だったりポリッシュしたような艶があり輝いています。
とてもエネルギッシュな石です。ホントに傍にあるだけで活気を与えてくれます。
昨日は「尼門跡寺院の世界」-皇女たちの信仰と御所文化-を見学して参りました。
香道具や尼僧の描いた源氏香の図や散華など美しい。幼い頃の遊び道具から信仰の諸々のもの。高齢の門跡が幼い者に門跡を譲る際に心得を書いた「胡蝶の夢語」にひかれました。
私はスーフィーに出会う前の30代の一時期、横浜にある在家の尼僧の元に月1回通っていました。その方が門跡寺院で修行された方で、「ご門跡のいらっしゃった滋賀のむらくもに行きましょう」と何回かお話下さったのに、機会のないままその尼僧も亡くなりました。一体何処のお寺だったのかしら。
女性的な品格のある品々がとてもなつかしいような感覚で、おそろしく長い時間美術館にたたずんでいました。

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