以前にもご紹介した白珊瑚の牡丹とタンザナイト、ホーリーブルーカルセドニーのネックレスです。今回はちゃんと撮れました。ご興味のある方はご連絡下さいませね。
先週は、金刀比羅宮書院の美と京都五山禅の文化を見てきました。
金刀比羅宮では、大好きな応挙、若冲、岸岱の作品がずらり。襖絵や壁画がぞくぞくします。
昔、母の実家が文京区西片2丁目、誠之小学校の通りにありました。もともと何とかというの骨董商が贅の限りを尽くした建物らしく、洋間には大理石のライオンの暖炉、風呂場の天井には桜の小枝を引き詰めたもの、客間には、書院造の広い床の間と天井にはよく寺院にありがちな格子(4段×4段か5段)の中に花鳥風月の絵。隣の部屋との間の立派な欄間の上には壁画がありました。何かにつけてはその部屋に泊まっていたので、絵ははっきりと覚えています。今回若冲の花丸図を見て、桜、牡丹、てっせん、百合、菊、萩、紅葉や鳥の絵を思い出し、急になつかしくなりました。もちろん有名な方が描いたものではないでしょうけど、一体誰の絵だったのかしら?私が牡丹に憧れ続けるのもあの天井の絵のせい?などと帰り道思いを馳せました。昭和50年代に家を取り壊してしまいましたし誰も写真など撮っていなかったので、今は母と私の記憶の中にしかありません。
日本画も鳩居堂のお香も水晶もどれも小学生時代には好きなものだったと思い返すと全然成長していないように思います。

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2件のコメント

  1. サラームさん、こんばんは。
    金比羅宮行かれてたんですね。
    私はあの蝶に惹かれて惹かれて…
    襖絵はどれも通常サイズより幅が大きくて、経師の方が襖を張るのが大変だったろうなぁと、変な所をチェックしてしまいました。
    異空間に舞い降りたような、よい時間を持てました。

  2. jijiさんもご覧になられたのですね。
    あの岸岱の蝶、アニメーションのようでドキドキしました。舞う姿が美しかったです。
    当時の襖も畳も大きかったのでしょうか。

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