ツーソンで手に入れたドラゴンのワンドです。
そのものの神々しさがいい感じででているように思います。
先週末は「パフューム」を観ました。
アロマテラピーでお馴染みの水蒸気蒸留法や油脂吸着法、グレース地方のラベンダー畑が映っていました。当時流行っていた香水の”愛と精霊”に何が入っているか主人公がネロリ、クローブ、ローズマリー、パチョリと香りを当てていくのですが、せんとう香も入っていました。和の薫りでも昔は使われていた香り。今は想像するしかない香り。興味深いです。
お金で売買され人間の情も知らない天才的な嗅覚をもつ主人公が作り出す究極の香水は、人々に愛と喜びを呼び覚ます。その香りは彼が香りによって惹きつけられた女性そのものの香り。その女性の香りにより彼の本能的な愛の感情が呼び覚まされ、香りという表現方法しか知らない彼は、その感情を保存したかったのでないだろうか。自分の感情すら知らない彼は女性も香りを放つ1本の薔薇にしか過ぎない。
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