ボリビア産アメトリン。
先週の「その時歴史が動いた」で関東大震災後の復興事業を手がけた政治家、私の尊敬する後藤新平が取り上げられていました。(梢さん知らせて下さってありがとう!)
元々医者であった彼は、社会を生き物の身体にみたて、「人と人とのつながりがうまく機能することで世の中が発展する」という独特の思想を抱いていた。台湾総督府に派遣された時には、「ヒラメの目をタイの目にするようなことはできない」と日本式を押し付けるのではなく台湾の気候にあった道路・街づくりをする。例えば日差しを遮る街路樹など。震災後の東京では現在の幹線道路を計画する。
それは私達の身体が進化の過程で選択されていった、理にかなったものと同じ。
生を衛ることを重視している。
最近の悲しい事件の後、ナイフの規制やインターネットのプロバイダーの監視(?)などと政治家が言っているけれど、外側ばかりで内側を見ていないし、国に任せるばかりのことでもない。ちょうど、後藤新平語録より、区画整理について市民達に呼びかけた言葉が何かぴったりな気がしました。
「我々子孫の幸福を考えるならば 再びこの災いを受けない工夫をしなければなりません。これは、実に我々市民自身がなさなければならぬ事業です。決して他人や政府に任せて知らぬふりをしているべきではありません」
そういえば今年のAEAJのつどいでは鴨下環境大臣がスピーチをされた。地球を私達の人体になぞり、地球が既に自己治癒力では及ばない処まで来てしまっている。その外部環境を作ってしまったのは人間と仰った。鴨下環境大臣ももとはお医者さま。
何が大事なことか真実を認識することにもセンスが必要なのかしら。
ヒーリング
どういたしまして~。
本当に彼はすばらしいですね。
彼のような思想と実行力を持った政治家が今の日本にいたらなぁ…とついつい思っちゃいますね。
人を残した彼の後輩の後輩、そのまた後輩と、彼のスピリットを受け継ぐ人はいないのかしら?切望しますね。