前世からのものではない
前世からの因縁だから仕方ないと思っていませんか?
今日は、クライアントさんのラスボス、ずっと子供の頃から持っていた痛みをとるヒーリングセッションを行いました。
その痛みを感じたくないため、現在の彼女の行動が影響を受け続けました。
心臓が締め付けられる事もあり、病院で検査しても異常なし。
「’こうなったら困る’といつも考えてしまう。追いかけられるような恐怖を感じ、この恐怖はきっと前世で何かあったのだと思います。」
と仰られました。
前世?
で、セッションをしたところ、問題は彼女の幼い時に傷ついた痛みでした。
母親に振り回され、彼女がよかれと思った事をいつも母親は否定し、残酷にも皆の笑いものにする。
彼女自身は傷ついていないようにみせるため作り笑いを覚えました。
彼女は愛する母に見捨てられ、孤独感、悲しさとやるせなさと絶望感に苛まれたのです。
それ以後、本心を言ったら認められないと、いつも周りに気に入られる、周りが期待する言葉と行動をとり続けていました。
四六時中胸がざわざわし、心臓が締め付けられる感覚と、覚えのない恐怖感が彼女の日常でした。
自分の心の中にある痛みに向き合う
頭・マインドは「前世・過去世」とミスリードします。
自分の記憶とは関係ない処で、”仕方ない、やっぱり”と思わせる。
(十数年前?もっと前かな、オーラの何とかでも、前世~ってやっていましたね)
何故なら、自分の心の痛みを感じたくないため、頭が自分を守ろうとする。
痛みを厚い殻に閉じ込めて、自分でも忘れたように記憶を作り変えているから。
でも!しっかり存在しているから、今も影響されているのです。
本当に手放すのなら、自分の心に向き合うことしかありません。
仕方ないと片づけるのでは、自分がかわいそう。勿体ない。
腫瘍をとるような大手術後
その問題をとった後、
「ハートの大部分を占めていた痛みがなくなり、明るい感じ。
あったものが無くなった感覚がとても不思議です。
こんな大きな腫瘍でした。(と、両手で大きさを表しました)
この感覚をずっと味わっていたい。
まさしく、God handですね 」
「以前、毒親の本のある章で胸が痛くなり、仕事も休みました。
今思えば、自分の体験と重なる処でした。
当時自分のこととは、全く思っていませんでした。
気功の先生に痛みを取ってもらいましたが、ずっと感じていた痛みはこれだったのですね。」
と、仰られました。
私が感想を書いてほしいと言っても、
「もう振り返りたくないから、サラームさん書いて下さい。」
と許可を得たので、書いている次第です。
聖なるSUFIスクールでは、聖なる生き方の学びの他に数回のヒーリングセッションが受けられるようカリキュラムに組み込んでいます。
痛みがなくなると、覚醒が近づきます。