自分に礼儀正しく
自分の中に何重にも重石や枷(かせ)を着けて生きる、それが普通になっていませんか。
子供の頃、親から「あなたは変わっている」と言われて、
“変わっているのはいけないこと”とあなたは思ってしまいます。
変わっているのを皆に覚られないようにと思い、
目立たないように、後ろから周りをみて、皆と合わせる。
元々つきつめれば、一人一人違うのは当たりまえですが、そうは思えません。
仲間外れにされるのではないか、浮いていじめられるのではないか、息をひそめるようになります。
子供時代は「自分は正しくない」と認識する
そして、子供時代の「変わっている」等否定的な言葉は「自分は正しくない」と思い込んでしまう。
「変わっている」だけでなく、「行動が遅い」「話すのが遅い」「食べるのが遅い」等でも、そのままではダメだ、
ダメ=正しくない
正しくないはその物事だけでなく、自分の人格的な処まで自分は思い込んでしまうこともあります。
ダメと正しくないは、この場合は全くイコールではないのに。
大人になっても持ち続ける思い込み
大人になっても、それを持ち続けます。
ひっそりと息をひそめ続けて。
そこがスタートラインになっています。
ダメな自分を他人に知られないように、自分の感情に蓋をする。
他人の反応が気になり、自分に非があるのではないかと思ってしまう。
他人には礼儀正しく、相手の言葉は聞くのに、自分には全く礼儀他正しくありません。
これは意識的ではなく、習慣化された行動です。
思い込みを外そう
先の例でいうと、「自分は正しくない」を外すと、まず、自分の声に耳を貸します。
そして、自分をそのまま認められる。
自分の思い、行動もそのままでいい、自分がこれでいい、問題ないと安心できます。
今の人生を生きているようで、子供の頃の自分で生きて、一喜一憂しているのです。
自分を繋いでしまっている枷=思い込みを外して、自由に生きてみませんか。
心の底からの笑顔と深い呼吸と、伸び伸びしたリラックスした感覚で、フットワークが軽くなりますよ。