こんにちは。
「スピリチュアルってなんとなく使っているけれど、結局何をさしているのですか?」と先日、お香の生徒さんから訊かれました。
スピリチュアル=目に見えない世界は拡大解釈過ぎる
日本では拡大解釈されていると感じます。
20年位前でしょうか、タレント等の前世を視る占い師?などが現れ、テレビで人気になりました。
前世が〇〇だったから、今△△なんですよと言われて、被験者が涙を流していました。
だから今こうなんだ~納得、みたいな内容に私はイライラしましたし、
(私も過去そんな事を言われました)
何より、それをスピリチュアルと言っているところが全く違うと思いました。
でも、日本では、目に見えない世界、精神世界=スピリチュアルと解釈されて今に至っています。
スピリチュアリティとは神の質のこと
スピリチュアリティ、日本語に訳すと霊性ですが、この霊性って言葉が日本人が誤解したのではないかと思います。
霊という感じが、幽霊とか、人間の魂の存在ととらえている。
キリスト教での「神の」「聖霊の」という意味が強い。
Wikipediaから
英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来する用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する宗教形態
私の行っているSUFIのヒーリングを、スピリチュアルヒーリングとアメリカでもヒーラーが呼んでいます。
この場合のスピリチュアルとは、当初の意味合い「神のもっている本質」のこと。
人間は本来神の質をもてる存在
私たち人間は電球のようなもので、神の本質エネルギーが流れれば光り輝く存在になる。
神はいつでもエネルギーを用意しているけれど、それを流れるようにするスイッチを押すのは人間なのです。
どう生きるか、人間に任されている。
その質に気づいて神に向かうこと。
神と書くと、世をにぎわせている新興宗教とか思い浮かぶかもしれませんが、捻じ曲げられてしまったものとは、全く別です。
ヨハネによる福音書15章5節
「私はぶどうの木、あなたはその枝である。
人が私に繋がっており、私もその人に繋がっていれば、
その人は豊かに実を結ぶ。
私を離れては、あなたがたは何もできないからである。」
このキリスト教の聖書の言葉にあるところから来ています。
つまり、それ以外は本来的なスピリチュアルという意味には含まれないと私は思っています。