先入観から見過ごしてしまったこと、その後ハートからのキーワードで、3年間わからなかったことが判明したこと。
11月から飼い猫の具合がかなり悪く入退院を繰り返していました。
保護した時から鼻が悪かったから
2020年8月末に近所の人が連れて来た生後6週間の子猫ハクビは骨と皮だけのガリガリでした。
当時から鼻と耳垂れが酷く、その他顔中白癬(私も感染)で、毎日動物病院に通いました。
呼吸するたびにブヒブヒ。生徒さんからは酔っ払いのいびきと表現されるほどで、「一生治らないよ、どうしてもなら手術するけれど」と医者に言われました。
ブヒブヒ音はするけれど、食欲ある。
でも余りに呼吸が辛そうなことが何度かあり、年2~3回は病院に連れて行き、鼻の治療用?の飲み薬を渡されるだけ。
あの呼吸しづらそうな感じ、ただ事ではないと感じ、24時間電話で応えてくれる獣医にも連絡したこともありました。
でも、数日経てばさほど苦しそうではなく、能動的に検査まではしていなかったのです。
何故なら、鼻がもともと悪いから。
病院を替える
9月中旬までは当初からお世話になっていた獣医さんにかかり、11月、余りにガリガリなので、ルルを診てもらうことになった別の銀座の病院に連れて行くと緊急入院。
血液検査で腎臓も他も問題ないけれど、脱水症状と栄養不足。(ハクビの餌は他の猫が食べていました)
とても3歳の猫とは思えないまるで老猫のようだと獣医さんに言われました。
入院中、麻酔をかけて鼻洗浄、膿のようなものもでたし、嗅覚も戻ったのでこれで大丈夫。
退院時に原因がわかってよかったと私が言うと、先生は僕も原因はわからないよ、だけど抗生物質と胃腸の薬を毎日飲ませればいいんじゃないかな、と仰って頂きました。
私のハートの中に存在した言葉
喜んだのもつかの間、食べない。食べても吐くの繰り返し。薬も吐き続けますし、身体も余り動かなくなっていました。
一晩中付き添っている時、「レントゲン」という言葉が私のハートの中に存在していました。 ナナの時と同じです。
翌朝、獣医さんの処へ。
そして、獣医さんにレントゲンを撮って頂くよう、その他の検査も一通りして頂くように依頼しました。
先生の処で行った血液検査で、殆どの病気など異変がわかるとも言われましたが、特にレントゲンを撮って頂くようにお願いしました。
結果、漏斗胸という奇形でした。胸骨で内臓を抑えつけていました。
呼吸がしづらいのも、「鼻」って決めつけて、ハクビ全体を見ていなかったのです。
全くノーマインドの状態では、ただならぬ感覚が何度も襲っていたのに、私も、獣医さんも、いざ治療となると鼻だけしか見ていなかった。
漏斗胸の手術は僕はできないと獣医さんに言われ、この後東大病院に紹介状を書いて頂けることになりました。
今もハクビの状態は不安定だけれど、一歩前進しました。
浄めたハートには、真実がつまっている
真実はあるのに、自分の思考がそれを見えなくさせます。
「言葉が降りてくる」と言う感覚ではなく、既に自分の中に「有る」感覚です。
いつも心の目を澄ませていればいい。
ただそれだけです。
思考・マインドから離れて、深いハートの目を開かせませんか。
真実はそこにあります。