悟り 覚醒への道

 

カシャヤでは、イスラム哲学・神秘学SUFIの教えで、悟り(無我)、覚醒、神との合一まで導きます。

 

この悟りへの道は様々で、山の頂上はひとつですが、途中でガイドなしに崖を登らなくてならない道や途方もなく長い道であったり、迷いながら下ってしまう道もあります。
奥義まで教えて、指導しているSUFIは、花園の道だと言われています。

 

今日はアーユルヴェーダに続き、簡単に、他の学ぶ方法としての仏教をお伝えします。

 

仏教での悟り

紀元前5世紀頃生まれたゴーダマシッダールタは、過酷な修行で成果がでず、その後鎮座瞑想し覚者(仏陀)となります。

自らが悟った内容「四諦・八正道」を、説き続けます。

 

(今皆が行っている先祖供養、寺院や仏閣をお参りすることも悟りとは何の関係もありません。心情的に満足するだけです。)

 

四諦 人生の根本にある真理

苦諦:一切は苦であること。生・老・病・死の四苦、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦の四苦で、四苦八苦。

集諦:苦には原因がある。渇愛と呼ばれる根本的欲。

滅諦:苦の滅するを悟る。それらの原因をなくすことができる。苦の無くなった涅槃の境地がある。

道諦:苦を滅するための道(八正道)があるということ。解脱への道、方法がある。

 

八正道 苦諦から解放されるための8つの道諦(具体的な方法)

1.正見:仏道修行により得られる仏の智慧。正しく見る。 

2.正思惟:正しく考え判断すること。正しく思うこと。(五欲の否定)

3.正語:妄語、嘘綺語、両舌、悪口を離れること。

4.正業:殺生、盗み、性的行為を離れること。

5.正命:道徳に反する仕事はせず、人として恥ずかしくない生活を規律正しく営む。

6.正精進:正思惟、正語、正業、正命を実践する。善を積む。

7.正念:身、受、心、法に注意を向けて、今現在の全て(内外)の状況に気づく状態

8.正定:正しい集中力の完成、正しく見、正しく思い、正しく語り、正しく行い、正しく生活し、正しく実践し、正しく思い考える。

正念+正定=正見 四諦の真理を知る。

1の正見が一番先にあるとわかりづらいけれど、1の仏の悟りを得るための方法が2~8であり、1の仏の悟りを得ることが苦諦、人間の苦しみを無くす方法であるということです。

 

 

三学

・戒律 清らかになるための自己規律

・禅定 心が乱れないように、執着や怒りに乗っ取られないように感情を安定させる。
無関係な思考にマインドがさまようことがない集中力を得る。

・智慧 取捨選択。何が実際の現実か何が自分の幻想の投影かを見極める。

 

 

三法印

諸行無常 この世のあらゆるものは常に変化している。

諸法無我 それぞれの現象や存在には、実体としての我はない。

一切皆苦 諸法無我に気づかないから、全て苦となる。

これらの苦となる無常、無我の現象を超越した時に人間は本当の静けさに到達できる。その状態が「涅槃寂静」

 

 

この涅槃寂静が覚醒です。

文章で読むとなるほどと思うけれど、これを自分の感覚のものとするのとは、全く別です。

何故なら、読むのは頭であり、腑に落とし、それを体感するのはハートだからです。

 

 

SUFIでは、言葉は違うけれど、三学、三法印の考えが同じですし、ハートで生きれば八正道の2-8は自ずとできる。

体感できないものを目指すのと、SUFIではティーチャーが悟りの状態を体感させながら、進んでいく。

どちらが進みやすいかは明らかですね。

 

覚醒するから、本質がわかる。 苦しみが無くなります。

 

 

覚醒が最良の道に導く

SUFIスクール  超入門SUFIクラスもあります。

 

 

おすすめ記事