善の敵は、煩悩
アッサラームアライクム
スーフィーティーチャーのサラームです。
NHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」好きで見ています。
昨夜は関東大震災頃~第二次世界大戦までの帝都復興院総裁後藤新平と建築家アントニン・レ―モンドの話。
関東大震災で焼失した帝都を二度と火の海にさせないため、後藤新平は、道路を広げコンクリート建築を推進するように計画しますが、
ことごとく利権などの絡みで反対され、計画を完全には遂行できませんでした。
なので、第二次大戦の東京大空襲でまた焼野原になってしまいます。
後藤新平の計画で、道路を広げるには土地を提供してもらわないとできないわけですけれど、そこで地主は手放さない。
つまり、今の政治でもそうですが、正しい(善)VS 悪 の構図ってありますけれど、「悪」は何かというと、煩悩の中の欲。
私の尊敬する人は、先般書いた長岡藩家老の河井継之助とこの後藤新平と山本五十六。
彼らは皆、善のハートを持っているのに、煩悩を持つ人に負けてしまっている。
それだけ、残念ながら、煩悩が強力であるってこと。
子供の番組で戦隊もの?で、悪人(異星人??)の描き方を変えて、本質を学ぶ教育が必要だと思ってしまいました。
後藤新平のその他の功績を知れば、彼の計画の帝都復興もどれだけ先見の明があり正しかったかとわかります。
歴史から学ばない日本の気質って、何なのでしょう。
ハートの質を高めると、煩悩がとても低次元でそこから離れることができます。
何よりも某政党の方々にハートの質を高めてほしいですね。
あなたに平安が訪れますように。